2010年12月12日アーカイブ

この上田市で子ども達の居場所をやっていると沢山の子ども達に出会います。

いじめを受けて心に傷を負った子ども。

発達に障がいのある子ども。

不登校の子ども。

親から、育児に関心を持ってもらってない子ども。

育児放棄、虐待をうけている子ども。

家庭での居場所のない子ども。

等、たくさんの子ども達に出会ってきました。

中でも印象の深い子どもは、 家庭でのご飯で栄養の取れていない子。

学校の給食だけが栄養源の子ども。

風邪をこじらせても病院に連れていってもらえない子。でした。

 

こられの子どもには、秦個人で、ご飯を提供したり、病院を受診させ医療費を秦が負担することさえありました。

 

これらの子どもは、決して遠い世界に住む子ども達の話ではないのです。

この上田に住む子どもの話なのです。

 

人事ではないのです。あなたの近所にも存在するかもしれないのです。

 

この子ども達を救う方法は、ただ一つ。

我々大人が、もっと関心を持つことなんです。

 

そして、このような子ども達を救える方法が、この上田にはあるかもしれないのです。

 

それは、上田市には、いくつもの公民館や自治会館があります。

そこで、私達 遊び塾が行っているような 居場所を

地域の子ども達が気軽に通ってこれる 居場所を作ることなんです。

児童館や児童クラブには、年齢制限や利用料なでがあります。

だから、通いたくても通えない子どももいます。

 

ならば、自治会活動がこんなに盛んな 上田市ならば、公民館よ自治会館を開放すれば、救われる子どもは何人もいるんです。

 

責任問題・・・とすぐ大人は口にしますが、そんなこと言っている場合ではないんです。

しり込みしている間に、子ども達は苦しみ、寂しい思いをしているのです。

 

公民館や、自治会館で子ども達の話し相手になるだけでも

子どもの環境の実態が解り、子どもを救えることだってあるんです。

 

そこにいるのがお年寄りでも、地域のおばちゃんでも良いのです。

子どもは、寄り添って話を聴いてくれる大人を求めているのです。

 

この上田市の地域性を生かして、地域で子ども達を護り、支えていきましょう。

遊び塾として協力できることは何でもします。

 

今、大人が、家族が、学校が、地域が 子ども達を護るために立ち上がらなくてはいいけない時代なのです。

 

 

 

 

 

         秦 健二

僕は この上田市に住むようになって、11年が経ちました。

この上田に住み、子ども達と関わるようになり、僕が以前暮らしていた神奈川と大きく違うところがあります。

 

それは、都会の子ども達に比べて、この上田の子ども達。もっと言えば、長野県の子ども達の

挨拶や礼儀をいったことです。

これは、子ども達に限ったことではなく、大人の挨拶(コミュニケーション力)の凄さなんです。

 

車を運転していて、、道路を渡ろうとしている子どもに道を譲ると、必ずわたり終えた後に頭を下げ、お礼をしてくれます。

 

この礼儀は、あたりまえのようですが、神奈川で暮らしていて、それを見たことがないのです。

この習慣は、家庭や学校、地域に暮らすみなさんが、自然と子ども達に教えてきたことだと思います。

そして、それを代々受け継いできたのだと思います。

 

また、道ですれ違うときに、自然と挨拶をする習慣も同じです。

 

しかし、その習慣が崩れかけています。

すれ違う子ども達に挨拶をしようものなら、不審者扱いです。

これでは困ったものです。

 

これには様々な理由があるのでしょうが、 大人が、それを怖がり、挨拶をしなくなったことも一つの大きな理由と考えるのです。

 

子育ては、わが子だけではありません。

これからは、地域で子育てをする時代です。だからこそ、我々大人がもう一度、子ども達に挨拶を投げかける行動をしてみませんか?

 

当たり前にその行動が実行されていけば、もっともっと、この上田の。また長野県の子ども達が変っていくのだと思うのです。

 

子どもを変えるなら、まず大人が変らないとダメなんです。

以前の風習を、もう一度見直してみませんか?

挨拶の出来る子どもは、必ず素直な子どもに育っていきます。

 

 

つい先日のことです。

11月の始めに行った 講演先きの生徒から  学校での辛いことなどの相談の電話がありました。

 

 

もう一ヶ月も前に行った講演でした。そこでも秦は 「悩みがあった時、辛い時は,秦で良ければ連絡をください。」と生徒に投げかけてきました。

それから一ヶ月も経った今、その子は 秦の言葉を覚えていてくれたんだね。

 

そして、秦を信じてみようと思い、電話をくれたんだね。

 

ありがとう。 心から、ありがとう。

 

秦のかけた言葉に君は、 「こんな言葉、初めてかけてもらった。」と涙をこぼしていたね。

 

もっと早く、君にその言葉をかけてくれる大人がいたら、君はこんなに苦しまなくてすんだのににね。

秦は、君の言葉を一つ一つ噛みしめて、君の想いを共有し分かち合うことしかできないかもしれない。

でも、君が苦しんでいるなら

それが秦で良いなら、どうかこれからも何かあった時は いつでも連絡してきてね。

 

ありがとう

   秦 健二